ヴェルサイユ宮殿のセミナーとは?
海外(とくに欧州)への旅行を
実現するのは、
容易いことではありません。
お休みの確保、お金の準備、
家族からの理解、
その他もろもろの条件をクリアして
でかける海外旅行です。
せっかく行くと決まったなら、
できるかぎり有意義に、
記憶に残る旅にしたいと思うのは、
ごく当たり前の感情だと思います。
「ヴェルサイユ宮殿」は、
観光大国フランスにおいても
特に人気の高いスポットです。
パリまで行くなら、
ぜひプランに加えていただきたい
場所です。
宮殿の建設には
フランス王室の威信をかけて、
当時の一流の芸術家たちが集められました。
フランスでその後に花開く
数々の芸術の源が、
この時代に始まっています。
このような予備知識が
少しでもあれば
見学が一層楽しくなるということは、
おそらく多くの人が、
すでにご存知だと思います。
けれども、実際に
本などで調べようとしてみると
思いのほか難航します。
理由のひとつは、学術系の書籍類は、
分かりやすさよりも、
正確さを目指しているという点にあります。
(結果、細密になり全体像が見えにくい)
基本的な知識があることを前提に
書かれている場合が多いのも、
分かりにくさの要因です。
もうひとつ言えば、旅行者に不可欠な
「観光を楽しむ」という視点は、
そもそもありません。
どんな本を見れば良いか分からない
というお悩みもあると思います。
手っ取り早いオススメは
観光ガイドブックなのですが、
ガイドブックは、
専門書寄りの書籍とは違った意味で
分かりにくい・・・
美術書とは逆に、ガイドブックの場合、
「観光」という視点は 豊富にあるのですが、
あくまで、現地を訪問するための情報なので
歴史的背景の説明については、
ごく簡単に済ませていることが多いです。
簡潔すぎて、美術書とは逆の意味で
意味が取りにくいのです。
では、細かすぎず・大きすぎず、
なおかつ、
フランス好きな皆さんが
ワクワクと関心を持てるような機会・・・
そんなものは、存在するでしょうか?
このページで、募集中の西洋美術史セミナーは
まさに、そんなあなたのための企画です。
自分一人では解決方法を見つけにくかった
美術鑑賞への導入を
「ヴェルサイユ宮殿」という
この上なく魅力的なスポットを通して
お伝えします。
これからの美術鑑賞を変えたいという
皆さまをお待ちしています。
このセミナーについて(絶対王政時代の美術)
今回の西洋美術史セミナーでは、ヴェルサイユに王宮があった頃の美術をテーマにします。「好きなんだけど、分かりにくい!」と感じやすい典型的な部分かもしれません。
そのためか、メルマガ読者さまや、オンラインの会員さまから、しばしばリクエストを頂くテーマでもあります(実施するのは今回がはじめて)。
〜絶対王政〜フランス17・18世紀の美術〜
ルイ14世という絶対君主のもと、王立アカデミーによって 豪華絢爛たる建築物やそれに付随する美術作品が生まれました。
美術史は常に、「流れ」で捉える必要があります。
フランス美術の黄金時代は、この頃(17世紀)にあるとするか、19世紀以降のパリを中心した頃にあるとするかは意見の分かれるところですが、 19世紀(印象派以降)の美術が花開くのは、17世紀という土台があったからであるのは間違いありません。
今回のセミナーでは、ルイ14世、15世、16世の治世と、そこで展開した美術(バロック〜ロココ、および新古典主義も含む)についてがテーマです。
近々フランスへ行く方はもちろん、いつか行ってみたいという方や、以前行ったけどよく分からなかったな~という方も、 記憶の上書きに来てください!
★注意:ヴェルサイユ宮殿の観光ガイドではありません
例えば、「パリからヴェルサイユへ行くための交通機関は、RERとバスのどちらがいいか」とか、「プチトリアンとグラントリアノン、どちらを先に見るべきか」みたいな話ではありませんよ〜(でもちょっとくらいは、観光要素を含む内容も出しますね)。
ということで、本質的には、西洋美術史セミナーなのですが、このセミナーを聞いていただくことで、結果的にヴェルサイユ宮殿観光も、10倍(とはいわないまでも...)3〜5倍くらいは楽しめるようになると思います!
講師 内田 ユミ
西洋美術史セミナー 実施要項
日 程1 :2018年 8月 26日(日)
日 程2 :2018年 9月 2日(日) 残り2席 受付中
時 間 :13:45 開場・受付 14:00 セミナー開始 15:45 〜 16:00 終了予定
受講料 :5,000円(お一人様)
支払方法:振込(楽天銀行 or ゆうちょ銀行 宛て)または、ペイパルによるカード払い
会 場 :東京都板橋区(浮間舟渡駅/新宿から埼京線で15分程度)最寄り駅から徒歩2分
講 師 :内田 ユミ
*振込先口座や会場の詳細は、お申込みの方にご連絡します
*ペア割あります(2名様で8,000円)>9月2日 お二人でお申込み のご登録フォームはこちら
ご夫婦、親子、お友達同士などお誘い合わせのうえ、ご来場ください。
お申込み前に お読みください
◇お申込み後の流れ
《PayPal 決済》
ご登録フォームからPayPalを選択して進みますと、PayPalの決済画面に進みます。PayPalアカウントをお持ちでない方は、アカウント取得ののち、決済実行となります。画面の指示に従い決済手続きをお願いします。
(決済画面での支払い先名の表記:Office Merci)
《銀行振込の場合/ゆうちょ送金》
銀行振込、またはゆうちょによる送金での決済ご希望の方は、 お申込登録直後に届く「申込確認メール」に振込先の記載がありますので、当該口座へのご入金手続きをお願いします。振込手数料はお客様がご負担ください。なお領収書は発行しておりません。金融機関から振込の際に発行される利用明細が支払い証明書となります。
お申込み後のキャンセル(返金)について
お申込み後、やむを得ずご都合がつかなくなってしまった場合などのキャンセルについては、以下の対応とさせていただきます。なお、お支払方法に関わらず、銀行振込による返金となります。あらかじめご了承ください。
◎キャンセル ポリシー
・実施日の21日前までのご連絡 お支払額の 全額 から事務手数料 800円を差し引いた額をご返金
・実施日の10日前までのご連絡 お支払額の 半額 から事務手数料 800円を差し引いた額をご返金
・実施日9日を切って以降は、ご返金対応はいたしかねます(当日の急な欠席を含む)
◎キャンセルのご連絡先
▶︎ Office Merci (オフィス メルシー)サポート宛てメール:
mail★merci-art.net (★を@へ変更)
▶︎お問合せ・連絡用フォーム
◎ セミナー受講後の返品・返金について
提供サービスの性質上、セミナー受講後の返品・返金は、一切お受け出来ません。
◆ご入金後の流れ
お支払いの確認が取れましたら、セミナー実施当日の会場、タイムスケジュール等ご案内のメールを送ります。お支払いの確認がとれた後に、セミナー詳細のご案内のメールを送信するシステムになっております。お早めにお手続きください。
◆迷惑メール対策で、ドメインなどの受信指定をなさっている方は、『mail★merci-art.net』(★は@へ変える)からのメールが 受信出来る状態にしておいてください。
◆携帯電話のキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)宛てのメールは、エラーになる確率が非常に高いため、それ以外のアドレスでのご登録をお勧めしています。
◆お申込み後に、自動返信の確認メールが届かない方は、アドレスを間違って登録している可能性があります。迷惑メールフォルダをご確認のうえご連絡ください。
▶︎連絡先メールアドレス:mail(あっとまーく)merci-art.net
▶︎お問合せフォームから
◆ お問合せ先アドレス(メルシーサポート)support☆merci-art.net (☆⇒@)
※ エラーになる方は : merci_paris_net☆yahoo.co.jp
ルーヴルの魔女からのお手紙
Bonjour! yumingです。わたくしはルーヴルの魔女だけど、今日はヴェルサイユの話をします(ルーヴルとも関連深い)。
フランスに興味がない人でも、「ヴェルサイユ宮殿」の名は、たぶん知っている・・。フランスが好きな人だったら、基本的には皆さん 関心のあるところではないかと思います。
バロック建築の最高峰,ヨーロッパでも随一と言われる、贅の限りを尽くした宮殿です。
だけど、その成立の経緯とか影響は、あまり知られていないみたい。マリーアントワネットが作ったお城だと思っている人も多いようですけど 違います。
(ルイ14世が、パリ・ルーヴル宮から強引に移した王宮です)
もうひとつ言っておくと、アントワネット様の夫・ルイ16世は、14世の孫だと思ってる人もいるかもしれないけど、これも違いますよ〜。
ここらへんの認識が抜け落ちていると、現地で利用できる音声ガイドの解説も、いまいち分かりにくかったりします。これからヴェルサイユ宮殿に行こうと思っているひとは、ぜひ聞きに来てくださいね。
美術の話でいえば、ヴェルサイユ宮を作ったときに設立した王立アカデミーがのちの美術(ロマン主義とか、印象派などの有名どころ)に、強烈に関わってきます。
ヴェルサイユに行く・行かないは別にして、西洋美術史として イイ感じに盛り上がるところ。
美術用語でいうところの、バロック、ロココ、新古典主義くらい。世界史的には、太陽王の治世から大革命の前あたりまでが対象です。
「ヴェルサイユ宮殿」という世界的な超有名スポットを軸にしてすすめるので、神話・宗教のような大きなテーマとか、絵画の象徴のようなテクニック的なハナシより、美術の入門セミナーとしても入りやすいかな〜と思います。
この機会にお待ちしてますね〜
ルーヴルの魔女yumingより
こんなものまで 作ちゃって。これ、今も現役。
講師プロフィール
西洋美術史の教育・普及を目的とした講座の主宰、執筆、インターネットによる情報発信。
パリ旅行のテクニックをまとめた海外旅行情報サイト「メルシーパリ.ネット」を制作・運営。
埼玉県出身
獨協大学外国語学部フランス語学科卒 フランス近代美術史専攻
某大手ジュエリーメーカー勤務後独立
初心者でも絵画鑑賞を楽しめるようになるための1dayセミナーの開催、体系的に西洋美術史の基礎を網羅する講座『西洋美術史パーフェクトプログラム』や、インターネット上からコンテンツを提供する「西洋美術史オンライン講座:絵 画 巡 礼」を企画・運営する。
パリ好きが高じて、個人的なまとめサイトとして作ったWEBサイト「パリの美術館と観光ガイド〜メルシーパリ.ネット」は、開設11年目。個人サイトながら、パリ好き&美術好きの心をつかむ独自の視点による情報提供を続け、はば広いファンが繰り返し訪れるサイトに成長。
長年の、「美術系・パリ旅行サイト」の運営経験を、西洋美術史講座の企画に生かし、美術に興味を持ったばかりの人が、疑問に思うポイントを押さえ、興味深く、分かりやすい切り口で、西洋美術史や絵画鑑賞について語るのが特徴。
「美術ってよく分からない」と思っている人には、その魅力を知ってもらい、すでに「美術に興味がある」という人には、もっと好きになってもらいたいという思いが、全ての活動の原点。
★オンライン講座:絵画巡礼
★ アメブロ:『西洋美術の楽しみ方_ルーヴルの魔女からの伝言』
★ 受講者様の声 ⇒ 内田ユミの 各種セミナーを受講された皆さまの感想(過去約 3年分)
★ 著作(好評発売中)
絵画の向こう側「プシュケとアモル」
ルーヴル美術館の一枚の絵画から古代ギリシア世界に迷い込んだ主人公masausaの行方は・・?
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