■パリの美術館と観光ガイド Merci-Paris .Net メルシーパリ ネット
topphoto

メトロの入り口*コレクション


メトロ12号線 アベス/Abbesses駅 入り口


アベス駅

ガラスの天蓋を持ったこの入り口が完成したのは、今から100年以上も前の1900年です。1900年というのは、パリ万博の年で、パリのメトロが開通した年です。つまりここは、パリにメトロが誕生した当初から残っている入り口なのです。1世紀が経過した今見ても、全く古い感じはしないと思います。
作者は「エクトル・ギマール」、建築家です。「METROPOLITAIN」の文字も彼のデザインです。

天蓋を支える柱や欄干部分は、植物や花をモチーフにしています。
優雅で美しくて、しかも力強い曲線。この時代に流行したアール・ヌーボーと呼ばれる芸術様式です。

 

アベス駅美術館で鑑賞する絵画や家具や装飾品にとどまらず、街中の公共物でも芸術を感じることが出来る点は、パリの魅力のひとつだと思います。

シュルレアリズムの代表選手、サルヴァドール・ダリが、この入り口を絶賛したというエピソードは有名です。

ダリの言葉
「パリのメトロの神々しい入り口、そこを通って人々は君主的かつ精気溢れる未来の美学が支配する潜在意識の領域へと降りていくことが出来るのだ。地下鉄の入り口という名の芸術である。」




アベス駅

後ろ側にまわって撮影。

アベス駅は、モンマルトルにあります。サクレクール寺院や、テルトル広場に行く時などに利用する駅です。アベス駅を利用することがあったら、ぜひこの入り口にも注目してくださいね。

1900年当時は、ギマール作のメトロ入り口がいくつもあったようですが、多くはその後解体されてしまいました。現在も完全な形で残っているのは、ここアベス駅と、2号線「ポルト・ドーフィヌ駅」、1・4・7・11・14号線「シャトレ駅」ということです。




▲ メトロの入り口コレクション トップ

▲ ページトップへ

スポンサードリンク



メトロ好きなあなたへオススメの本