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サントシャペル教会


セーヌ川の中州、シテ島にあるサントシャペル教会は、 聖書の場面が描かれたステンドグラスで有名な教会である。完成は1248年。建設を命じた国王ルイ9世。敬虔なキリスト教徒で、のちに聖王ルイと呼ばれた国王である。聖王ルイ9世がこの教会の建築を命じたのは、当時手に入れた聖遺物を納めるためだった。

ステンドグラスは一般的に、よく晴れた日の昼頃が最も美しいと言われている。天気、時間帯、季節、などの条件によって内部の光は変わるのだが、朝には朝の、夕方には夕方の、いつ行ってもその時なりの美しいステンドグラスを観ることができる。

例えば美術館などの場合、その人の趣味によって面白いと思うところは変わってくると思うのだが、ここは幅広い層の人たちにおすすめできる。
パリに行ったら、ぜひ訪れて欲しい場所のひとつ。

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教会の周りには、入場待ちの観光客の列ができている。ここはいつでも行列。晴れている日には、この行列は特に長くなるようである。セキュリティチェックを受けて中に入る。

教会の内部は、2階に分かれている。一階部分は、王家の使用人のための礼拝堂だったとされていて、現在はお土産ショップになっている。
せまい階段をぐるぐる登って、2階へ行く。



階段を登りきり2階の礼拝堂に入ると、その空間を満たす美しい光に、はっと驚くような感動を覚える。


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教会内部は光で満ちている。床から天井に続く柱以外の、壁となる部分が全てステンドグラスになっている。その光の表情は、差し込む太陽の光によって刻一刻と変化する。

撮影したかったのは、その溢れんばかりの美しい「光」なのだが、この写真では充分に伝わっていない。デジカメの設定を、ああでもない、こうでもないと色々変えて試してみたのだが、私の技術ではこれが限界。美しさに感動した気持ちだけでも、伝わると良いのだけど・・。




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壁際にはイスが並べられていて、各国から訪れた観光客は、このイスに腰掛けて思い思いの時を過ごしている。座る席を時々移ったりしながら、ステンドグラスを眺める。描かれているのは、旧約・新約聖書の内容を絵に表したもので、1134もの場面がある。


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ステンドグラスは、建物の高い部分にある。かなり距離があるので、細かい部分を観ようと思ったら、双眼鏡が必要。この写真は、デジカメのズーム機能を最大限に使って撮影した。
こんな風にとてもはっきりした強い色を見せることもあるので、後ろ側に電飾が仕掛けられているのでは?などと思ってしまう。でも、もちろんそんなことはない。 ステンドグラスは太陽の光によって完成する芸術品なのである。



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ずーっと、高い位置にステンドグラスを見上げていたのだけど、ふと足下に視線を落とすと、床のタイルにもとても美しい模様が描かれていた。この写真、ちょっと暗いけど分かるかな・・。ステンドグラスの枠のデザインと呼応しているかのよう。



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これは教会の外側の壁。ステンドグラスの裏側を見上げる形で撮影した。
真っ黒の板のように見えるのがステンドグラスである。これが内側では、あんなに美しい光を見せてくれているなんて、なんだか信じられない。

 
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