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チュイルリー公園 Jardin des Tuileries

チュイルリー公園「チュイルリー公園」は、パリ市の真ん中付近に位置します。

ルーヴル美術館とコンコルド広場の間にある、典型的なフランス式庭園です。
幅の広い散歩道を中央に置き、左右対称に彫像や花壇や池などが配置されます。優雅で美しく、開放的で、どこか機能美のようなものも感じさせる空間です。

1563年、王妃カトリーヌ・ド・メディシスによって造られた「チュイルリー宮殿」とイタリア式庭園があった場所です。
その後1664年、「ル・ノートル」という造園師によって、フランス式庭園に整備されました。ル・ノートルはヴェルサイユ宮殿の庭園を造ったことでも有名な造園師です。(日本ではパン屋さんの店名としての方が有名かもしれません。)
チュイルリー宮殿自体は、パリ・コミュ―ン(1871年)によって焼失してしまいましたが、現在もル・ノートルによる庭園は残っています。

公園内には、モネの睡蓮で有名な「オランジュリー美術館」や、現代写真の企画展を観ることができる「ジュ・ド・ポーム」があります。
敷地は広大で、1区の約6分の1をチュイルリー公園が占めています。噴水のある大きな池やカフェなども点在します。

パリの中心という地理的条件もあり、パリ市民と観光客でいつも賑わっています。

パリに滞在したら、わざわざ行こうとしなくても、近くを通ったり、園内を通過しているかもしれない場所です。

 



チュイルリー公園 散策レポ

チュイルリー公園入り口コンコルド広場に面する入口から入るところです。 美しく重厚な鉄の門があります。

ここから入って、ひたすらまっすぐ進むと、ルーヴル美術館へ、右手に入るとオランジュリー美術館へ、左手へ入るとジュ・ド・ポームへ辿り着きます。


噴水上の入口から入るとすぐに噴水のある大きな池があります。 
池の周りには緑色のベンチがたくさんあって、パリ市民の皆さんと、世界の観光客たちがのんびりしています。
 
チュイルリー公園噴水のある池を過ぎると、白い砂の敷き詰められた幅の広い道がまっすぐに伸びています。
このまま進めば、ルーヴル美術館に着きます。

道の両側には木々が並びます。左右対称の作りはフランス式庭園の特徴のひとつです。

 

ポニーポニーちゃんたちがいます。

歩いているところも見かけます。

散策するだけでも、いろいろ楽しい風景を目にすることができます。

 
彫像古代風の彫像もあれば、こんな感じの現代アート風の彫像もあります。著名な作家の作品も見つかります。


 
カフェ中央に伸びる大通り沿いの両側に、カフェがあります。 全体から見ると、カフェも左右対称に配置されています。

寒くなければ、風が優しく抜けるテラスで、ひと休みするのももおすすめです。

 
観覧車カフェのある地点を過ぎてさらに進むと、ルーヴルはもう間近。

左側に写っているのは、移動観覧車です。この白い観覧車が写った写真を、パリ旅行のパンフレットなどで見たことがある人も多いと思います。

夏と冬の期間限定で設置され、シーズンが終わると撤去されます。

 
チュイルリー公園お昼寝する人、語らうカップル、地図を見る観光客などで、ベンチは埋まっています。
花と緑と風と太陽…。贅沢な休日です。

 

チュイルリー公園散策して思うことは、「左右対称って、安定感があって人が心地良く感じる造りなんだ!」ということ。何か特別な仕掛けがあるわけではないのですが、テーマパークにいるような感じもあります。

 

メトロチュイルリー駅出口メトロ「チュイルリー駅」の出入り口へ。
この記事では、メトロ「コンコルド駅」から出てコンコルド広場の脇を通ってチュイルリー公園に入り、メトロ 「チュイルリー駅」寄りの出入り口から出たということです。

 

地図上で確認したい方は、グーグルマップの拡大ページへ。

 

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