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パリからシャルトルへの行き方 まとめ

パリからシャルトルへ行くには、主に次の3つの方法が考えられます。

(1)個人で行く (2)現地ツアーに申し込む (3)シャルトル観光を含むツアーを利用する

 

シャルトル大聖堂シャルトルの場合は、上記(2)の現地ツアー(オプショナルツアー)はあまり見あたらないので、プランの一部にシャルトル観光がもともと組み込まれているツアーで行くか、個人で行くことになると思います。

個人で行くには、パリの国鉄モンパルナス駅でシャルトルまでの往復切符を購入し、SNCF(フランス国鉄)で移動します。

切符の買い方などは、以下のページを参考にしてください。

シャルトル行きの切符を買ってみた!モンパルナス駅の自動券売機で




シャルトル行き 単体のオプショナルツアーは とても少ない

フランスの他の世界遺産(ベルサイユ宮殿やモンサンミッシェルなど)は、現地オプショナルツアーがたくさんあるのですが、シャルトルだけの現地ツアーというのは、ゼロではないですが、非常に少ないです。

大手旅行各社や海外オプショナル専門の会社のサイトで探しても、純粋にシャルトルだけのツアーは1〜2件。モンサンミッシェルの行きか帰りにシャルトルに立ち寄るパターンのツアーは、数件出て来ます。


これは私の勝手な推測ですが、シャルトルの場合、比較的パリからの便が良い(電車で1本)ので個人行くのも困難ではないこと、しかも、同じくパリからの便が良いヴェルサイユ宮殿などと比べて、観光内容自体はあまり複雑ではないこと、そして宗教的要素が強いこと。このような事由から、単体の観光ツアーとしては成立しにくいのかな…と思っています。

ちなみに、あらゆる現地オプショナルツアーが見つかる「Alan1.net」でも、シャルトルに行く現地ツアーは、2件。モンサンミッシェルとセットになったプランのみです。2016年5月時点では4件ほどあります。

シャルトル大聖堂1日観光ツアー【VELTRA(ベルトラ)】 icon
(4〜10月限定・昼食付き・往復ホテル送迎付き)


こちらのツアー▼は、
光のシャルトル ~世界遺産シャルトル大聖堂 プロジェクションマッピング観賞~ icon
これは、夏の間、夜間にライトアップされる大聖堂を見に行くツアーです。夕刻(18:50)出発して、深夜にパリに戻って来るプランなので、昼間の静謐なる大聖堂の中を見学することはできません。



【最低価格保証】フランスの観光・オプショナルツアー予約専門サイト Alan1.net icon
上記リンク先はフランスのページなので、お探しの方は、画面左上の検索窓に「シャルトル」と入力してみてください。

また、希望のオプションがない場合に、目的地までの往復車両をチャーターするプランなども各社で扱っていますが、シャルトルの場合はあまりメリットがないように感じます。

例えば、鉄道駅から遠い古城を複数巡る場合などには、威力を発揮するチャータープランですが、シャルトルは電車の便が悪いわけではないので、価格が高いだけになってしまいます。シャルトルのみ行きたいのなら、パリから電車で行く方が良いと思います。



海外旅行自体の手配に、シャルトル観光が含まれているツアーを選ぶ

単体の現地ツアーはないのですが、あらかじめ観光プランとして含まれている添乗員付きツアーなら多数あります。そのようなツアーに申し込むのが最もやさしい方法です。

ただし、そのようなツアーの場合、ヴェルサイユ宮殿やモンサンミッシェル、フォンテーヌブロー宮殿観光なども含まれている確率が高いです。他のプランは不要な場合、ツアーそのものはフリープランにして、シャルトルには個人で行くしかないでしょう。


モンパルナス駅で切符を買ってみたのページでもご紹介しているように、要は、目的地までの人数分の切符を買って電車に乗るだけなので、難しく考え過ぎなければ大丈夫なのですが、そうは言っても慣れない外国でのことなので、不安な方は無理をしないようにしてください。
あらかじめプランに含まれたツアーで行くか、次回以降の旅行に持ち越す(今回はフランスに慣れるつもりで行く)と良いかもしれません。


もう一言・・
パリから個人でシャルトルまで行く場合、難関があるとすれば、「モンパルナス駅」だと思います。
モンパルナス駅は、例えるなら新宿駅や東京駅のような雰囲気です。在来線だけでなく、地方へ向かう列車も入っていて、階層があって、メトロとも接続して…といった感じです。
運良く迷わずに行ける人もいると思いますが、駅自体が大きいので、最初に全く違うところから入ってしまうと、迷うかもしれません。もし迷ってしまったら、駅の職員の方に、「シャルトルに行きたいのですが…。切符売り場はどこですか?」と言って、駅の中を誘導してもらうと良いでしょう。切符売り場が分かれば、乗り場も分かるはずです。

【例文】Je voudrais aller à Chartres aujourd'hui. Où est le guichet?

(読み)(ジュ ブドレ アレ ア シャルトル オゥジュドウイ. ウ エ ル ギシェ?)

(英訳)I'd like to go to Chartres today. Where is the ticket office?



シャルトルでは、毎年4月から9月半ばまで、大聖堂のライトアップを楽しむことができるので、夏の時期に行くのであれば、宿泊するのもおすすめです。ライトアップの動画


シャルトル観光を含む おすすめのフランスツアー


(成田発)エールフランス航空往復直行便利用 モンサンミッシェル地区に泊まりたい!!パリから世界遺産を訪ねて
【ルックJTB】シャルトル・モンサンミッシェル・パリに滞在|7日間(エールフランス直行便)添乗員同行 22〜39万円

パリに到着したその日のうちに、空港からシャルトルへ移動して宿泊するプラン。当日はライトアップされたシャルトルを、翌朝には大聖堂に入場して見学後、「フランスの最も美しい村:サント・スザンヌ」に立ち寄ってから、モンサンミッシェルへ。フォンテーヌブロー、ヴェルサイユ宮殿を観光し、パリに戻ってきます。パリ市内見学、ルーヴル美術館と、充実した観光内容で、ラストはパリで自由行動があります。これだけ見れば充分と思えるであろうプランです。



シャルトルに行く人におすすめの書籍


シャルトルおすすめ書籍中世の美術や、ゴシック建築、ロマネスク建築について資料を探しているとよく行き当たるのが、木俣先生の著書です。

 

中でも、パリからシャルトルに観光に行く人におすすめなのが、「パリ 中世の美と出会う旅」(写真左)です。

パリ・シテ島(サントシャペル教会、パリ ノートルダム大聖堂)、ルーヴル美術館の中世コーナー、シャルトル、中世美術館、ロワイヨーモンとサンリスの5つの項目について、鑑賞のポイントなどが書かれています。

辞典や用語集のような味気ない文章ではなく、どちらかといえばエッセイ寄りの文章です。親しみを感じる分かりやすい内容で、旅行のお供にも良いです。中世美術に興味のある人におすすめ。個人でシャルトルを訪ねる人の、ガイド役になってくれると思います。

上の写真で真ん中の、「フランス ゴシックを仰ぐ旅」という本も、同じシリーズですが、こちらの方がやや専門的で、建築のみに話が絞られ、その分、ランスやアミアンなど、フランス各地のゴシック建築を比較できる内容になっています。特に建築好きの方にとっては、大変興味深い内容になっていますが、先に一冊だけ買うなら「中世の美と…」の方をおすすめします。

 

もっと知りたい人に、とてもおすすめなのが、少し古い本ですが「シャルトル大聖堂」(写真右)。少し厚みがあるので、旅行に持って行くには、重いかもしれませんが…。

シャルトルのおすすめ書籍巡礼地としてのシャルトル、建築、工芸、彫刻などの芸術分野からのアプローチなど、あらゆる面からシャルトルを解説しています。

西、南、北の各正面入口の彫刻やステンドグランスに表現された全ての聖人や物語のタイトルも図で示されていて、この像が誰か、この絵のテーマが何かということがほぼ全て分かります。




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パリ―中世の美と出会う旅 (とんぼの本) とんぼの本 フランス ゴシックを仰ぐ旅 シャルトル大聖堂―ゴシック美術への誘い フランスの旅 SPECIAL EDITION(スペシャル エディション) (エイムック 1984)


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