
アクセス・食事・おすすめ度
パリ市内からのアクセスについて(鉄道)
(1)パリ「サン・ラザール駅」から
「ポントワーズ/Pontoise」で、オヴェール・シュル・オワーズ行きに乗り換える。
(2)パリ「北駅」から
「ヴァルモンドワ/Valmondois」で、オヴェール・シュル・オワーズ行きに乗り換える。
「ポントワーズ/Pontoise」で、オヴェール・シュル・オワーズ行きに乗り換える。
いずれも所要時間は約1時間。(行き方は他にも有り。)
私が訪ねたのは、2008年9月のある土曜日である。春夏のシーズン中の土日限定で、乗り換えなしでAuvers-sur-Oiseまで行ける直行の列車があったので、それを利用した。非常に簡単に往復することができた。
(*参考 2009年も4月〜11月1日まで、土日限定で直行便が出ているようです。 ◎観光局HPのアクセスのページ→ http://www.auvers-sur-oise.com/content/content3436760.html )
仮に、直行列車の利用ではなく、乗り換えを行ったとしても、アクセスはそう難しくはないように思う。
切符は、パリから出発する時に往復で買ってしまうのが、後々楽なので、おすすめ。オヴェール・シュル・オワーズの駅は無人駅だ。無人駅でも、もちろん帰りの切符を買うことは可能である。しかし例えば、自動券売機の使い方など、何か疑問やトラブルが起こっても、尋ねる相手がいない。
もしかしたら、通りがかりの見知らぬ人が助けてくれるかもしれないが、そこに期待するわけにはいかない。何も問題がなければ良いのだが、何も起こらないようにと願うときに限って、何かを起こしてしまうもの。
不慣れな場所で対応してくれる人がいないというのは、想像以上に不安になるものである。
パリから郊外へ出かける際は、オヴェール・シュル・オワーズに限らず、往復の切符をあらかじめ購入してしまうのが良いと思う。必ず必要なことが分かっているのだから。
(* でもまぁ、このようなことに対してどう考えるかは、個人の性格にもよるので、必ずそうするべきということではなく、あくまで「おすすめ」または「参考」程度に捉えてください。)
上述の考えにより、切符は往復で買うという前提のもと、私は、日帰り往復切符とさらにオヴェール城(印象派絵画館)の見学料金がセットになった「ファルフェ/Forfait Loisir Transilien」を利用することにした。
ファルフェは、当日、パリ北駅(Gare du Nord)の「Transilien」窓口で購入した。
「Forfaits Chateau d'Auver-sur-Oise, S'il vous plait.」と伝えて買うことが出来た。
料金は16.2ユーロ。往復切符とオヴェール城の入場券を別々に購入するより安価である。
ファルフェを購入すると、同じような切符を2枚渡される。上が、オヴェール城「印象派絵画館」の入場券で、下が、パリとオヴェール・シュル・オワーズ間の往復切符である。
食事について
クレープリーやカフェがいくつかあるので、困ることはないだろう。ゴッホが下宿していた「ラヴー亭」もレストランとして営業している。駅から近いところにはスーパーマーケットもあるので、何か買って公園のベンチなどで食べることも可能である。
どんな人におすすめか?
パリから離れて郊外の街に出かけるのは、楽しい経験である。少し離れただけで、パリとは全く違った雰囲気を感じることが出来る。
オヴェール・シュル・オワーズは、パリからのアクセスがあまり難しくないこと、駅から出たら そこがもう観光地であること、街全体が小じんまりとしていることなどから、個人で行くパリ郊外の観光地として、おすすめ出来る場所だと思う。
ただし、ゴッホに対して全く興味がない方には、見どころは少ないかもしれない ということを付け加えておきたい。
ゴッホの他にも、セザンヌやピサロなど この地に縁のあった画家はいる。また、例えば「印象派絵画館」はゴッホの美術館というわけではなく、扱っている内容は印象派全体やパリの発展の様子など、広範囲に渡っている。夏の気候の良い時期なら、麦畑の散策も気持ち良いことだろう。
しかし、やはりこの街全体の最大の特徴は、「ゴッホが最期の日々を過ごした」という点にあると思う。ゴッホが好きな方ならば、きっと心に迫るものを感じるに違いないと思う反面、そうでない方にとっては、ごく普通の田舎の静かな街であり、パリから片道1時間をかけて来る価値を見いだせない可能性もあると思う。
興味の強さに応じて、ゴッホが好きな方には超おすすめ、そうでもないなら、別の観光地がおすすめ、というのが私の見解である。
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